青竹を打ち砕き悪を払う勇壮な神事
石川県加賀市の菅生石部神社で毎年2月10日に行われる神事で、奇祭といわれています。伝承によると、この地に大蛇が住んでいて、これを退治するために神事が生まれたといわれています。
祭が近づくと大蛇になぞらえた大縄をつくり、青竹が約200本用意されます。神事は白装束の青年たちが、青竹を手に境内になだれこみ、石段や石畳にたたきつけ、青竹を割りつくします。
青竹がほとんど割られたころ、青年たちは大蛇を拝殿から引き出し、境内の内外を引きずり回した後、橋の上から大聖寺川へと投げ込んで、神事はすべて終わります。
割られた青竹は、見物人が自由に持ち帰り、これで凧を作れば凧はよく上がり、箸にすれば歯の痛みも止まると伝えられています。
こちらからお入り下さい。今年は雪もなく、開始前に降っていた小雨も上がり、薄日が差してきました。実は私は地元にいながらこの神事を見るのは初めてで、どんな段取りで行われるのか地元の古老や、ベテランのアマチュアカメラマンに尋ねながらの撮影でした。